和箪笥製造販売とたんす修理の専門店です。
店主の想い
私は4代目、現役である親父から仕事を教えてもらうこともなく、職人の道として”見て盗んで仕事を覚えろ”を自ら実践し、今の仕事をしています。
現在、ホームページより仕事の依頼を請け、日本各地より依頼されたたんすが入ってきます。 西日本のたんす、中部のたんす、東日本のたんす、それぞれの製造の特徴がよく出ていて勉強になります。たんすの地方の特色、また職人の特色もいろいろと出ていて、良い技術も悪い技術もたくさん見ることが出来ます。今現在も新しく入ってくる箪笥より刺激を受けています。
これらの経験が「杉山箪笥店の技」につながり、みなさまに良いたんすをお届けできる自信になっています。
杉山箪笥店の技
虫食いの修理
昔は接着剤として米を糊として使っていました。その米に虫が付き上段のような食い荒らした板になります。鉋をかけた状態で下段の板のように虫ピンでさした様な穴があったら注意です。でも心配ありません新しい桐柾を貼ります。
割れ欠け他の修理
当店では箪笥の割れ・欠けを修理し直しています。割れた隙間には埋め木似て修理・欠けた所には木の貼り付けなどで修理します。 事例をスライドでご覧ください。
杉山箪笥店のスタッフ紹介
NHKテレビ撮影の記念写真です。
上段左から2番目 杉山康弘4代目
下段左から圭子〔康弘妻〕悦子〔弘妻〕杉山弘店主 他はNHKのスタッフのみなさまです。
2015/05/10 納品時にお客様宅で、お茶を頂き話をされ「ホームページに店の人の顔が出ていると安心できる」とのこと早速サイトに家族の写真を出しました。人相は良いでしょうか?
今話題のビジネス相談所「関市ビジネスサポートセンター」
2017/02/04
関市ビジネスサポートセンター(Seki-Biz・セキビス)さんに当店の紹介をして頂きました。
当店がラジオ番組「ぎふチャン ラジオ」初出演!! やはり喋りはイマイチ!!
今日ホームページのリニューアル後、初のメディア取材がありました。 ぎふチャンラジオ「お茶のみステーション2時6時」に当店の桐たんすの洗濯、時代箪笥の修理について、レポーターの原みなほさんに大変分りやすく説明紹介していただき感謝でした。当店の箪笥の修理過程の説明、箪笥に対する依頼者の思い入れ、私どもの作業への思いれを聞いて頂き、とても感動され大変うれしく感じました。
またこの放送番組のパーソナリティは11年前に毎日新聞の「天職一芸」でお世話になった岡田稔さんで、お二人には本当に感謝です。有難うございました。
【3時のリポート】杉山箪笥店
創業114年の杉山箪笥店は、主に桐箪笥や時代箪笥を製造する「街の箪笥店」です。こちらでは製造の他に、古く傷んだ箪笥を修理再生させる「たんすの洗濯」を行っています。想い出の詰まった箪笥を新品同様に蘇らせるこの事業について、四代目の杉山康弘さんにお話を伺いました!
箪笥って、家族みんなで長く使い続けるものですよね。何十年という長い年月をかけ、箪笥は次第に日に焼けてしまったり傷や汚れが付いてしまい古くなっていきます。でも、家族の衣類を仕舞っている箪笥には思い出もいっぱい詰まっていくもの。傷んでしまっても手放したくない、ずっと使い続けていきたいと願う方が多いものです。杉山箪笥店はそんな方々の気持ちを汲み、「100年使えると言われている桐箪笥を次の100年に継いでいきたい」という想いで修理に当たっているのだそうです。
たんすの洗濯工程は傷みの度合いによって様々ですが、汚れを洗い落としたり、カンナがけをして美しい木目を蘇らせたり、朽ちてしまった木材を新しいものに取り替えたりと、どれも洗練された職人さんの技術が必要になるものばかりです。箪笥造りを極めてきた杉山箪笥店だからこそ出来ること。
実際に修理前の箪笥と修理後の箪笥を見せて頂くと、あまりの変身ぶりにビックリ!本当に新品と見分けがつきませんでした♪箪笥そのものが元気になって喜んでいるようにも見え、感動してしまいました。
今ではインターネットでの申し込みが増え、岐阜県内はもちろん遠方では鹿児島県や宮城県からも依頼が来ているのだそうです。「ご依頼頂いた箪笥の殆どは、依頼主さまのお母さん、お婆さんが使っていたもの。依頼主さまは『この傷は子供の頃わたしがつけてしまった傷』『この落書きは小学生の頃に描いて怒られたのよ』と懐かしい思い出を沢山聞かせてくださいます。エピソードを聞き想いを受け取り洗濯をして、蘇った箪笥を納品するとき、依頼主さまがワァッと笑顔になって下さる瞬間がとても嬉しいです」と康弘さんは語ってくださいました。
また、康弘さんのお父さんであり三代目89歳の現役職人・弘さんはリポート時に工場で箪笥修理の真っ最中でした!「お客さんの喜んだ顔が何よりのご褒美だ、お金じゃ買えない最高の瞬間なんだ。生き甲斐だね」と語る弘さんはとってもお元気!これぞ職人さん!という真っ直ぐな眼差しの素晴らしい方でした。
「たんすの洗濯」は、杉山箪笥店のホームページで写真などをご覧頂けます☆ご依頼やご相談も出来ますので、是非アクセスしてみて下さい♪杉山康弘さん、弘さん、ありがとうございました!
多くのテレビ・新聞にも紹介して頂いた記事もぜひご覧ください。
うどちゃんが来店してくれ、当店の桐たんすの洗濯について、紹介して頂きました。 まもなく95歳になる現役職人である私の父親の紹介でもありました。
100年使えるタンスを、さらに100年使えるようにと願い、新しい命を吹き込む職人である父の言葉に感動するうどちゃん!
私は外出中うどちゃんには会えませんでした。残念!!
「ウドちゃんの旅してゴメン ときめき きらめき 刃物の町 岐阜・関市編」
メ~テレ 2012年11月24日(土) 09:30~10:00
中日新聞「chu-ta」
平成17年3月5日〔土〕
chu-ta街角ニュースに古いものを大切に長く使う事に賛同を頂き記事にしてもらいました。
運転している時にふと道端を見ると桐たんすが粗大ごみとして捨ててありました。祖母または母親の嫁入り時に作られた箪笥です。
当時は物のない時代に両親が買ってくれた想い入れのたんすのはずです。「汚いから・古くなったから・・・」捨てよう、とんでもない話です。
私の住んでいる関市近郊で桐たんすの洗濯修理を伝え少しでも良いものを永く使い続けて欲しいと頑張ってきました。さらに多くの人にたんすの再生を知ってもらいたいと2000年にホームページを立ち上げました。2~3年は思ったほどの反響がありませんでしたが徐々に関東・関西よりご依頼が増えてきました。遠くは鹿児島・宮城まで当店が知られていることを感じました。
まだ箪笥の再生が可能であることを知らない方が多く見えます。このホームページより少しでも想い出いっぱいのたんすが捨てられない様に伝えて行き、たんす再生経験者からの口コミが増えることを願います。
たんすを綺麗にしたい想いの詰まったたんすを再生したくなったら当店に問い合わせください。
お問い合わせは
0575-22-0676
(水曜定休)