小牧市より修理依頼の時代箪笥の引出仕込みが昨日終わり、本体の下塗りと引出前金物の仮付け確認をしました。明日より表面の木地調整をして漆の塗れる状態にしていきたいと思います。
四国丸亀市より修理依頼の黒檀タンスの胴縁、棚板の面の塗料剥がしに四苦八苦です。非常に上手く黒檀の模様が描かれ少し残して漆を塗りテストしましたが良い色がつきませんでした。木地を出し塗ることが一番と考えます。
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色を付けてから金物の穴を掘ると傷をつける確率が高くなるため先に作業をしています。
時代箪笥の一番の引き立て金物です。事前に掘り色を付けた方が安全で金物付けが早いです。
黒檀の模様を薄く残しましたが、色付けテストでダメと判断し、木地を出し色を付ける事に決定しました。